本来、投資や投機をするときには一定以上の資金が無くてはいけません。何故かというと、相場の変動が小さいと一定以上の資金がないと大きな利益を得ることが出来ないからです。FXは為替相場を参考にして利益を確定させていきますが、為替相場の変動は1円未満の相場の変動も確認することになります。数銭という単位を確認して取引を行いますので、低資金しかないと100万円の取引をしても数千円程度の利益しか得ることが出来ません。
こうした問題点を改善するために、FXではレバレッジという非常に便利なシステムを導入しているのです。レバレッジは、投資家が持っている資金を何倍にも増やしてくれる機能のことを言います。例えば、100万円の資金しかなくてもレバレッジを10にして売買を行えば1000万円のお金があるものとして利益を確定させることが出来ます。レバレッジを利用するためには証拠金というお金が必要なのですが。
この証拠金というお金は口座の中に納めておけばそれで十分です。証拠金は担保の代替として扱われるものですが、業者に対して直接預けなくても証拠金を下回る金額になった時点で強制的に取引から退場させてもらうことが出来るため安心して取引が出来ます。日本のFX業者を利用する場合には、投資家が無理な負担を強いられることが無いようにレバレッジの一定の規制も存在します。資金を増やすことが出来る上に安全面も考慮した取引が出来るため、低資金でも楽しむことが出来るのです。