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2021年8月31日

請求代行と決済代行は使い分けが重要です

請求代行サービスは請求書の作成や発行、発送だけでなく代金の回収や消込作業なども行ってくれます。与信業務や与信枠の設定も任せることができ、万が一回収できない場合には全額保証してくれるので新たな取引先を効率的に獲得することが可能です。請求代行サービスは、主に大量の請求書を発行する必要がある企業間での取引を行う場合に利用するとよいでしょう。決済代行サービスは決済の代行だけでなく回収も行っており、クレジットカードや電子マネーなど様々な支払い方法を導入できます。

企業がクレジットカード決済を導入する場合、クレジットカード会社は各社と個別に契約しなければなりません。決済代行サービスの導入企業は決済企業と個別に契約を締結する必要がなく、提携している全てのサービスを利用できるようになります。このサービスはクレジットカードや電子マネー、スマートフォン決済など支払い方法を充実させて顧客満足度を高めたい場合に適しています。実際にサービスを導入する場合には、決済代行会社が提携している決済企業について事前に確認するとよいでしょう。

請求代行サービスは主に企業間の取引を行う場合に適しており、請求業務に関わるスタッフの負担を減らすことができます。企業間の取引では基本的に銀行振込によって決済が行われるので、支払い方法の豊富さはあまり求められていません。一方で個人向けの取引が多い場合には、決済代行サービスを導入すると支払い方法が増えて利便性が高まりリピーター客を獲得しやすくなります。請求代行と決済代行には異なる特徴があるので、状況に応じて使い分けることが重要です。

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